房総丘陵から立ち昇る、美しすぎる朝日「洲埼灯台」

南房総半島、洲埼マーガレット岬にある灯台「洲埼灯台」


洲埼灯台は、千葉県館山市、南房総半島最西端にある、高さ15mの灯台。


三浦半島の剱埼灯台と共に、東京湾の入り口にあり、船舶の安全を守る灯台として有名。


洲埼灯台

洲埼灯台は、埼の高台の上に立っており、晴れた日には、三浦半島や伊豆半島、そして富士山を見ることができるビュースポット。


灯台が立つ丘の上の左手には、《恋人の聖地》と呼ばれる展望台があります。


展望台;恋人の聖地


展望台から眺望できる朝日は、房総半島随一のの絶景です。


展望台からの朝日


展望台の周りには、美しいマーガレットが咲き誇ってた時代がありました。


《引用》:洲埼マーガレット岬の会


洲埼灯台がマーガレット岬と言われていた所以です。


彼方に広がる太平洋と、房総丘陵から立ち昇る朝日のパノラマを、恋人と二人の大切な思い出の中で残り続ける、ロマンティックな灯台。


洲埼灯台と太平洋


洲埼灯台は、2006年女性アイドルグループAKB48のメジャーデビューシングルとして発売された、「会いたかった」のロケ地として有名です。


《引用》:AKB48公式 


日本の灯台から見ることができる景観の中でも、最高峰の絶景を誇る灯台、「洲埼灯台」の魅力を存分に紹介していきたいと思います!!






恋人の聖地、マーガレット岬にある灯台「洲埼灯台」とは??



千葉県館山市の西端、南房総半島の最西端に位置する岬の丘の上にある灯台。


洲埼灯台は、海運上や防衛上、重要な役割を持っており、1918年に建てられました。


この灯台、「マーガレット岬」という別名があります。


しかし訪れてみると、マーガレットは全く見当たりません。なぜでしょう??


1959年、天皇陛下の叔母に当たる秩父宮妃殿下が、洲埼灯台を訪れた際、マーガレットに咲き囲まれた灯台の景観があまりにも美しいあまり、妃殿下が、


「この場所をマーガレット岬と呼んだらいかがかしら」


と仰せになったとのこと


マーガレット岬は、皇族の方が付けた由緒ある名前だそうです。


南端の房州《洲崎周辺》は、昔から花の栽培で有名であり、咲き乱れた花の中の道路、房総フラワーラインは有名です。


房州の気候や、気温、日照量、がマーガレットの栽培に適していたことから、洲崎周辺の花農家で積極的に栽培されていました。


しかしマーガレットは霜に弱く、時折降りる霜が花の品質を低下させてしまうことから、花農家は、より安定性のある品種に移していきました。


その結果、マーガレットが岬周辺には、全く見られなくなりました。


しかし時代は流れ、品種改良が進み、より環境負荷に耐えられる品種が作られました。


現在ではマーガレット岬の周りを、「マーガレットで咲き囲まれた以前の景観に戻そう」、と努力されている団体があるそうです。


いつの日か、マーガレットに咲き囲まれた洲埼灯台で、彼方に広がる太平洋と、房総丘陵から立ち昇る朝日のパノラマを、恋人と二人で望みたいものです。




洲埼灯台
住所:〒294-0316
 千葉県館山市洲崎1043
 駐車場:《有料》民間駐車場
《普通車》3台程度
 トイレ:なし
アクセス:
立山駅よりJR洲崎方面行きバス 30分程度
 洲埼灯台前バス停下車  徒歩10分
車:富浦IC~国道127号~県道257号 
40分程度


AKB48デビューシングル「会いたかった」、洲埼灯台《聖地巡礼》




2011年ですね、柚茶・TFがまだ大学2年生の頃、


当時勢いにのりにのりまくっていた、青春のアイドルグループAKB48


「ポニーテールとシュシュ」のCDを購入し、握手券をゲットし、


推しメン柏木由紀と握手することができました。


心臓の高まりはあの時を超えたことは、この先今のところないです。 


で、ですね、


《引用》:AKB48公式 


優子とたかみながポッキー食べています。後ろに灯台の面影があります。。。


《引用》:AKB48公式・会いたかった


洲崎灯台は、AKB48のメジャーデビューシングル「会いたかった」のロケ地として有名なのです!!


雲1つない青空と、洲埼灯台


房総半島最南端の岬、「野島埼公園」のお洒落なベンチで野宿。。。



20XX年、世界が核の炎に包まれた日、日の出を見に千葉県館山市まで深夜走りました。


千葉さんのナレーションは置いといて。。。


朝日を見るために気合を入れて、前日の深夜に館山入りをしていました。


野島埼公園駐車場・エストレヤ


千葉県房総半島最南端の看板です。




房総半島最南端の岬、野島埼公園と野島埼灯台です。


野島埼公園・野島埼灯台


近くのホテルや旅館は満室。。。


宿なしの柚茶・TFは仕方なく、公園内のお洒落な屋根付きベンチで野宿することにしました。。。


野島埼公園ベンチ


ライダースーツを脱いで、荷物を整理し、寝袋の用意をしました。


季節は夏、心地よい海の音を聴きながら、安らかに眠れるかと思いきや。。。




海風がとても寒い、、そしてシートを忘れた、、寒いし、腰や背中が痛い!!


2000円の寝袋では凍死するのではないかという寒さ。。




寒さに震えながら、全く寝付けず朝を迎えました。


しっかりとした防寒対策や、キャンプ用品を揃え、事前に計画して旅に出る大切さを身をもって知りました。(苦笑)


野宿。。。そして朝日を拝みに洲埼灯台へ



眠い目をこすり、朝5時に洲埼灯台へ出発!!




朝日に映る野島埼灯台はとても美しいです。


野島埼灯台と太平洋


海沿いの房総フラワーラインを西に西に走ります。


房総フラワーライン


白浜フラワーパークで休憩、、真夏なので熱中症に注意。


白浜フラワーパーク


野島埼灯台から房総フラワーラインを走ること1時間、洲埼灯台の高台の下の民間有料駐車場に着きました。


小さな車2台ほど停められる駐車場です。


洲埼灯台駐車場


駐車場から5分ほど、道なりに坂を上ると、、、


人一人ほど入れる程の幅の石段があります。


洲埼灯台へ続く石段


石段を駆け上がり、その先に見えてきたものは、、、【続く】


彼方に広がる太平洋と自然が織りなすパノラマ、そして朝日が舞い上がる洲埼灯台



洲埼灯台

WOW!!


石段を上がると、狭い丘の上に可愛い、小さな15m程度の灯台がありました。


南房総半島最西端に位置する洲埼灯台です。


お隣には、灯台に併設されている《恋人の岬》展望台があります。


《恋人の岬》展望台


丘の上の展望台からは、彼方に広がる青い海が見えます。


展望台には、洲埼灯台の生い立ちや、眺望できる景色などが説明されているパネルがありました。


洲埼灯台パネル


灯台に併設されている《恋人の岬》展望台からは、360°フルスクリーンで変化する、壮大な景観を眺望することができます。


:緑に覆われた館山市街と、後ろに続く房総丘陵の小高い山々


館山市街・房総丘陵


西:三浦半島や伊豆半島、そして晴れた日には富士山を眺望することができます。


海岸線沿いを見れば、峻烈な房総丘陵の岩肌と、それを削り取るかのごとく、打ち付ける波とのコントラスト。


洲崎灯台から、朝日


そして朝日との共演、これが洲埼灯台の朝日、房総半島が誇る最高峰の朝日です。


まとめと感想



洲埼灯台は、かなりマイナーな灯台で、かつ房総フラワーラインから外れた細かく狭い道を走った先の岬にあります。


また公営駐車場もなく、2台程度しか止めることができない有料駐車場です。


駐車場からも10分ほど坂道を登り、急な狭い石段を登った先にあります。


館山市にあるもう一つの灯台、房総半島最南端の野島埼灯台は整備もされており、老若男女に人気のスポットですが、周囲で洲埼灯台について知っている人は皆無でした。


皆が知らないB級スポットに旅に行くことって、未知の領域を開拓する気分でワクワクしませんか?


本当に良い景色を見ることができるかも分からないB級スポットへ行くために、舗装されていない道を走り、山道を登り、石段を登った先に、、、


絶景が目の前に広がってた時の、達成感と満足感たるや、今回の洲埼灯台はお腹いっぱいになりました(笑)


緑と青に囲まれた丘の上に立つ小さな灯台、展望台はあるが、周囲は狭く、人も柚茶・TF以外、一眼レフを首からかけた方1人しかいませんでした。


彼も同じく洲埼灯台に、日の出を撮影するために来たようでした。


海に飛び出た岬の高台から望む、彼方に広がる海、房総丘陵の山々の美しさ、峻烈な岩肌が続く海岸線沿いの景観は、心に焼き付きます。


そして房総丘陵から昇る雄大な朝日が、さらに共演することで、その美しさを昇華させて、自然と灯台が織りなす奇跡の情景を体中で感じ取ることができました。


洲埼灯台から望む、房総丘陵から立ち昇る美しすぎる朝日は、貴女にとって、美しく素敵な宝物を得ることができるきっかけとなるでしょう。



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