関東濃い口醤油の元祖
「ヒゲタしょうゆ」
工場見学ツーリング

関東濃い口醤油の元祖「ヒゲタしょうゆ」工場見学


ヒゲタ醤油工場門前


千葉県銚子市といえばキッコーマンやヤマサ醤油、ヒゲタしょうゆのような大手醤油工場があり、「醤油」の生産地として有名です。


食卓に上がる醤油の40%が銚子で生産されています。




「醤油」全国生産量1位を誇る銚子市




なぜ銚子は醤油生産量全国1位なのでしょうか??


銚子市は海に面しており、黒潮と親潮がぶつかり豊富な栄養素を含む海域にあります。


銚子漁港は日本一の漁獲高を誇ります。


そのため魚介類などの海の幸が醤油製造に大きく関わっていると考えていました。


しかし魚介類は醤油製造に使用されていないことがわかりました。


日本の醤油は大豆と小麦と塩で作られているそうです。


塩は銚子が海沿いにあることから調達できることは可能です。


では大豆と小麦は??


銚子市で醤油が有名になった理由は、海も少なからず関係はありますが、川の水運が深く関係しています。


銚子市は利根川沿いにあります。


かつて江戸時代までさかのぼります。江戸川と利根川の水運を利用して、関東平野でとれた、大豆と小麦が川を下って、銚子へと運ばれました。


江戸川と利根川の水運を利用することで、大豆と小麦の入手から、消費地である江戸までの運搬が、とても便利な場所でした。


そして現在に至るまでにそのブランドと地位を確立して、銚子市は醤油生産量全国1位になりました。


今回は、《銚子と言えば醤油》《江戸の味を伝えて4世紀》のキャッチコピーで有名な創業1616年、400年の歴史を持つ「ヒゲタ醤油しょうゆ工場」、工場見学ツーリングを紹介します。


江戸の味を伝えて4世紀、ヒゲタしょうゆ




ヒゲタしょうゆは元和2年《1616年》に創業、なんと江戸時代までその歴史はさかのぼります。

ヒゲタしょうゆは、別名「江戸のヒゲタ」と言われるほど、江戸=東京と密接な関係がありました。


江戸川と利根川の水運を利用して銚子への原料の移動から、生産した醤油を江戸へ運ぶことができました。


当時の江戸は男社会・出稼ぎの街、「安く・早く・美味しい」料理が好まれました


そのため関西の薄口とは違い、味付けが甘辛く濃い「関東醤油」が開発されました。


天ぷら・蕎麦・おでん・寿司・丼ものは代表的な「江戸料理」であり、その食味にあった関東醤油は、現代でも多種多様な料理に使われ、愛されています。


ヒゲタしょうゆ銚子工場は昭和5年《1905年》に生産を始めました。


黒潮と親潮が交わる銚子は、夏は涼しく、冬は暖かく、1年を通して温暖多湿な気候です。


これは醤油を作る基礎である麹菌や酵母菌の生育に適しています。


そのため銚子の気候条件は醤油生産に最適であり、かつ江戸川と利根川を経由した江戸との水運に恵まれていたことからも、関東で最古の醤油業を営む「ヒゲタしょうゆ」が生まれました。


関東の濃い口醤油は、ヒゲタしょうゆが元祖だったのです。



「銚子ウィンドファームツーリング」
圧巻の巨大風車とは??




銚子と言えば、巨大風車がたくさんあります。


銚子沖からの浜風が強く、洋上風力発電が盛んです。


30基以上の白色の巨大風車《全長135m》が、キャベツやダイコンを中心とした畑の中に建設されており、その圧巻の光景を横目に走る「ウィンドファームツーリング」は、銚子ツーリングの楽しみ方の1つです。




上記地図のように、太平洋に近い東総台地の上にある、県道216号・東総台地広域農道の畑の中に白色の風車があり、約3km程、風車を楽しむ事ができます。


ルート

某コンビニ→犬吠埼灯台併設レストラン
《海づくし》→銚子ヒゲタしょうゆ工場


XJR900、ヤマハのネオクラシックに乗るやっくんとは初ツー、3人で銚子ツーリングに行きました!!


左から《エストレヤ2台・XJR900》


XJR900


XJR900は、欧州を中心に日本でも人気のネオクラシックバイク。クラシックと言いつつも計り知れないスピードと破格の性能を持つ、ハイテクとレトロが融合したネオクラシックバイク。


うーむ大型免許を取得したら一度乗ってみたいバイクの一つです。





他ユーザー同士のインカムのつなぎ方




ツーリングをより楽しむアイテムとして、インカムはとても便利です。バイクに乗りながら仲間と話したり、音楽を聴いたり、多くのライダーが使用しています。


しかしビーコムやSENAのような異なるインカムのメーカー同士は、つなぎ方がわからずLINE通話に頼ることが多いです。


LINE通話は、遅れて相手の声が聞こえる現象や、音質の悪さなど、あまりお勧めできません。


今回、やっくんはインカムがビーコムで、僕達はSENAでした。


下の動画でビーコムとSENAのつなぎ方を知ってたおかげで、LINE通話でなく、両ユーザーのインカムをつなげることができました。


他社インカム同士のつなぎ方がわからなくて、LINE通話でインカムをつなげる方も多いのではないでしょうか? 


参考までに下の動画が他社インカムのつなげ方を詳しく説明しています。


Sena Japan


インカムを正常につなげられることで、LINE通話の遅れて相手の声が聞こえる現象や、音質の悪さ、とは無縁になり、両ユーザー同士でより楽しくツーリングができます。



風車がそびえ立つ大地を走る道
「銚子ウィンディーライン」




某コンビニに朝9時に集合→銚子に出発


前回は九十九里から海沿いを走り、*銚子ドーバーラインを超えて、犬吠埼灯台に向かいました。


*銚子ドーバーライン:屏風ヶ浦の岩肌の上を走るサンセットが美しい観光道路


今回は、県道216号、銚子市三門町辺りから、約3km程続く巨大風車が並ぶ銚子ウィンディーラインを走りました。


大地から延びる無数の巨大風車を横目に眺めながら、銚子ウィンディーラインを楽しむ事ができます。


《引用》Precious Road ドライブ旅行記
http://precious.road.jp/chiba/tousoudaichi.htm


道の横に、風車、風車、風車、、約30基の全長135mの風車は、まるで某映画の巨神兵のようでした。。


銚子ウィンディーラインを抜けると、千葉県最東端の「犬吠埼灯台」につきました



犬吠埼灯台併設レストラン「海づくし」




千葉県最東端にある参観灯台「犬吠埼灯台」は、九十九里にちなんだ99段の階段を上がり、頂上から君ヶ浜や、壮大な屏風ヶ浦の絶景を見ることができる観光スポット。




住所:〒288-0012
 千葉県銚子市犬吠埼9576
駐車場:無料
トイレ:あり
灯台館内:大人200円・子供無料
 AM8:00~PM4:00《年中無休》
 売店あり、休憩所あり
レストラン:あり・《海づくし》


道はレンガで舗装されており、トイレや、無料駐車場完備。


レストランや売店、休憩所も併設されており、休日には多くの観光客でにぎわう場所です。


犬吠埼灯台駐車場


銚子漁港とれたての新鮮な魚介類を堪能できる、銚子では有名な「万祝」で昼飯を食べる予定でしたが、あいにくの定休日。


灯台に併設された海鮮レストラン「海づくし」で、銚子名物イワシラーメンを食べました。


海づくし:イワシラーメン


細麺にあっさりしたスープの魚介系醤油ラーメン。銚子で採れた新鮮な海の幸とイワシの天ぷらが舌を巻く極上の一杯。


お腹も満たされたことで本題、、銚子といえば「醤油」、関東醤油の始祖ヒゲタしょうゆ工場見学です。



400年の歴史、関東濃い口醤油の始祖
「ヒゲタしょうゆ工場見学」




創業400年、その歴史を感じさせる工場です。元和2年は江戸幕府が豊臣家を滅ぼした《大坂夏の陣》の翌年です。。すごいなぁ。 


工場のヒゲタしょうゆの上にロゴがあります。


ヒゲタ醤油工場門前前


*ヒゲタしょうゆ工場見学は、予約なしでもOKです。



住所:〒283-0803
千葉県銚子市八幡町516
駐車場:あり
トイレ:あり
工場見学:
基本事前予約ですが、予約なしでも可能
営業時間:
AM9:00~PM0:00 PM1:00~PM3:00
休業:年末年始
売店:あり・本場作り立ての醤油を通常より安い値段で買えます。


待号室に待つこと10分、工場見学が始まりました。




銚子に生まれ、江戸に生まれ、おかげさまで400年。


ヒゲタしょうゆ、創業1616年、4世紀の歴史。


醤油を生産している銚子工場内部です。


ヒゲタ銚子しょうゆ工場内部


ヒゲタしょうゆの歴史~原料から醤油を生産する各機械の説明まで、ヒゲタしょうゆのスタッフさんが懇切丁寧に教えてくれました。


画像にはないのですが、原料から製品として加工される過程が、まさかのVR《バーチャルリアリティー》で仮想体験をすることができました


過去に捉われず、現代の技術を駆使して、より楽しんで消費者にヒゲタしょうゆの歴史や生産過程を理解してもらおうという姿勢が、400年に渡る確固たる信頼を築いている事の1つだと感じました。


最後にスタッフさんから、ヒゲタしょうゆ銚子工場の工場見学のお土産に濃い口醤油「本膳の卓上瓶」を頂きました。


まとめと感想・これまでの自分を振り返る



銚子醤油工場見学ツーリング、ヒゲタしょうゆ工場見学の取材をしてきました。


僕達が普段何気なく使っている「醤油」の歴史や、商品としてパッケージに入れられるまでの生産過程を見ることができたのは、とても勉強になりました。


そして予約もせず伺ったのにも関わらず、懇親丁寧に説明し、工場内を案内してくださった、ヒゲタしょうゆ工場の皆様、本当にありがとうございました。


約3kmの間に30基の全長135mの巨大風車を横目に走る「ウィンドファームツーリング」は圧巻の光景でした。


臨場感を味わってもらうために、Go Proを購入して、その風景を動画に収めて、投稿していきたいと考えています。


これまでの自分を振り返る


我ながら、バイクに乗り始めてから半年で、ダム、灯台、工場夜景、風車、そして醤油工場見学まで、色々な場所にツーリングしていることに驚きを隠せません(笑)


二年前の自分と比べて、いろんな場所に行って、いろんな物をみて、そしてバイクが好きになるに連れて仲間も増えて、「俺、成長したなぁ」と感心してしまいます(笑)


美しいものを見て、新たなことを知って、仲間と共感したり、、すれ違うこともあったり、そんなたくさんの経験をするにつれて、、心の病気やトラウマが心の奥底に沈んでいきました。


鬱病を克服するには、仲間の存在が大きいです。人との繋がりがとても大事です。


バイクに乗るきっかけを作ってくれた友達、バイクの乗り方を教えてくれた仲間、ツーリングに誘ってくれる友達、彼らのおかげで今この記事を書いている僕がいます。


本当に好きで、熱中する趣味を作ることができたら、人間とても強くなります。


もしかしたら心の病気から抜け出すことができるかもしれません。


だからこの記事を読んいる貴女に伝えたい


身近にいる家族や友達に感謝を忘れずに謙虚に接していれば、貴女が本当に好きなことを探し出してくれるきっかけを与えてくれるかもしれません。


熱中する趣味が見つかれば、同じ趣味を持つ人と繋がるきっかけがたくさんできるはずです。


好きな趣味でできた仲間は宝石の原石です。


大切にしてください、、そうすれば貴方の周りの暗い闇を追い払い、散りばめられた光り輝く宝石で満ち溢れます。


そして貴方自身も宝石のように光輝き、人生に華を咲かすことができます。


本当に好きなことを探し出してください。そしてできた仲間との絆を大切にしてください。



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