「オランダ風車リーフデ」 冬空の中沸かしたコーヒー。

冬空の下、オランダ風車を眺めながら飲むコーヒー

冬：オランダ風車リーフデ

千葉県佐倉市,佐倉ふるさと広場にある「オランダ風車リーフデ」。名称は日蘭交流《蘭：オランダ》の先駆けになったオランダ船リーフデ号にちなんで、リーフデ《友愛》と名付けられました。


佐倉市は江戸時代、オランダを通して伝わった学問「蘭学」を積極的に取り入れ、「西の長崎・東の佐倉」と言われるほど、蘭学が盛んでした。現在でも文化交流が続けられており、オランダ風車リーフデは、日本とオランダの友好のシンボルとして建設されました。


佐倉ふるさと広場では、春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスが咲き誇ります。季節の変化に合わせた美しい姿を表現する花々と、オランダ式風車、広場の周りの鮮やかに輝く広大な印旛沼の情景は、私たちを一年を通して楽しませてくれます。


季節は冬、オランダ風車を眺めながら、シングルガスバーナーで沸かす暖かいコーヒーを飲み、その美しき景観を楽しむ事が今回の旅の一番の目的です。


今回は、オランダ風車と共に、おすすめライダーズスポットを一緒に紹介していきたいと思います。

目次:
1.千葉のライダーが集まる聖地
「パン工房・ナナラ」
2.冬空の下、オランダ風車を眺めながら飲む一杯のコーヒー
3.まとめと感想

千葉のライダーが集まる聖地
「パン工房・ナナラ」

千葉県市原市にあるパン屋さん「ナナラ」は、バイク乗りが集まる、住宅街にあるお洒落で可愛い雰囲気のコテージのようなお店です。

駐車場は二輪onlyで、休日となるとかっこいいバイクがたくさん止まっています。

住所:〒290-0003
千葉県市原市辰巳台東4丁目3-101
駐車場:二輪only
トイレ:あり
コーヒースタンド店内設置

テラス席がありバイクを眺めながら、おいしいパンを食べることができます。季節により新作パンが出るそうです。冬の新作パン：雪だるまのパンは、食べることを躊躇するくらい可愛い手作りパンでした。

スタッフさんは気さくで優しい方で、上記の写真、雪だるまとシナモンパンをサービスで頂きました。


ライダーズノートがあり、訪れたライダーさんの思い出が詰まっていました。

房総半島をツーリングする時に立ち寄って、美味しいパンを食べながら、バイク談議に花を咲かせるのでしょうか？


ツーリングする際は、ライダーの聖地「ナナラ」に是非立ち寄ってみてください。

冬空、オランダ風車を眺めながら飲む一杯

オランダ風車リーフデを中心に、春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスが咲き誇る、印旛沼に接する「佐倉ふるさと広場」。

《引用》風車のひまわりガーデン
http://www.city.sakura.lg.jp/0000008953.html

住所:〒285-0861　
千葉県佐倉市臼井田2714
駐車場:あり
オランダ風車無料休憩所：「佐蘭花」内にトイレ・売店あり
オランダ庭園：風車の北西側：印旛沼側
シェアガーデン：風車の北西側：印旛沼側

冬の風車の周りは、広大な茜色に染まった田園風景が広がっています。すぐ横にはビユー・サンセットで有名な印旛沼があります。


冬の始まりを告げる木枯らしが吹いており、風が強く一段と寒さが身に沁みます。

快晴の冬空の下のオランダ風車

オランダ風車リーフデは、内部を二回まで無料で見学することができ、風車の内部構造や、羽の回転を水くみの回転に変換する歯車の構造がわかるそうです。


風車の横にある休憩所「佐蘭花」に来ました。そこには有名なサイクリング漫画の等身大パネルが飾られていました。


佐倉ふるさと広場は、サイクリングコースとしても有名であり、自電車の貸し出しを行っています。弱虫ペダルの舞台のモデルとなったことでも有名だそうです。

佐蘭花　自電車貸し出し所

風車の横にある木製のベンチで、シングルガスバーナーで沸かした一杯のコーヒーを作りました。

茜色に染まる広大な田園風景、太陽に照らされ光り輝く印旛沼、冬の到来を告げるかのように羽を回す風車のコントラストを眺めながら、飲んだ一杯は木枯らしが吹きつける寒さを忘れる程、体が暖まりました。

まとめと感想

今回は「風車」をテーマにして、旅の記録を紹介しました。


このブログを書き始めて、本当に多くの場所に行ってきました。


山、海、川などの自然～工場夜景、灯台、ダム、風車などの人工物、それぞれが独特の個性を表現していました。


また今回紹介した「オランダ風車リーフデ」では、風車だけでなく、周りの自然との絶妙なコントラストが、心に焼き付く美しい情景を描いていました。


それは年月や季節、また人の手により少しづつ変化し、いつまでも新しい魅力を提供してくれるでしょう。


バイクに乗り、冬の澄み切った風を体に感じながら、止まることのない移りゆく風景に思いを馳せ、オランダ風車リーフデにたどり着いた時の感動は心を動かしました。


風車と広大な自然の景観の中で飲む、たった一杯の手作りのコーヒーは、今まで飲んできたどんなコーヒーよりも体に染み渡る美味しさでした。


苦労してたどり着いた先にある感動は、原石を美しく輝く宝石に昇華させます。


一歩外に出て、大地を走らせばきっと貴女の素敵な宝石が見つかりますよ。